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花粉症の根本治療には「ケフィアです」
花粉症のメカニズム
私たちの体内には、免疫システムをコントロールする司令塔の役割を果たす「ヘルパーT細胞」というリンパ球があります。
これには1型（Th1）と2型（Th2）の2種類あり、どちらかが増えるともう片方が減る仕組みになっています。
Th2から産出される「インターロイキン4」という化学伝達物質は、IgE抗体の産出を促すため、花粉症の人は、Th2がTh1より増殖していることがわかっています。
そして、IgE抗体が過剰に働いて花粉を対外に排出しようとするために、くしゃみ・鼻水・涙などが止まらなくなるというわけです。
花粉症を抑えるには
このTh2の増殖を抑える働きがあるのが乳酸菌です。
乳酸菌は善玉菌を増やして腸内環境を整える結果（腸には免疫機能の６０％が集中していると言われています）によってかはわかりませんが、Th2の増殖を抑える働きが多くの実験で証明されています。
L55乳酸菌、143 乳酸菌、L-92が効果があるなど「乳酸菌 花粉症 論文」といったキーワードで検索すれば、たくさん報告が出てきます。
ただ、ひとつの乳酸菌が誰かに効いたからと言って、他の誰かにも効くとは限りません。
なぜなら”腸内細菌叢”（腸内の菌の種類など）というのは人によって異なるからです。
腸内細菌叢が異なるというのは、他人の腸内細菌叢を移植することによって病気が治ってしまう（潰瘍性大腸炎など）ことからも見てとれます。
花粉症にはヨーグルト？「いいえ、ケフィアです」
ケフィアが「花粉症」を抑制することが、大阪大学医学部の実験で実証されました！
もちろん、いろんなヨーグルトを試していって自分に合ったものを探すのもいいでしょう。
僕のケフィアとヨーグルトの評価
市販のヨーグルト 単一の乳酸菌 添加物
手作りケフィア 複数の乳酸菌（＋酵母） 無添加
でも、上の表からもわかるように僕はヨーグルトとケフィアではだいぶケフィアの方を評価しています。
まず、ケフィアには複数の乳酸菌が含まれていますので、自分に合った乳酸菌がヒットする可能性が高いと思います。
そして、添加物が入っていないというのはそれ以上に大きなポイントです。
なぜなら、添加物（特に防腐剤）などは、腸内に入ると善玉菌を極端に減らし、腸が１５時間ほど動かなくなるという報告もあるからです。
ケフィアは手作りすると少し手間はかかりますが（牛乳パックにケフィアの粉を放り込んで２４時間放置するだけですが）、それでもメリットを考えたらオススメできます（価格はヨーグルト買うより安いです）。
なにより、子供のころからひどい花粉症（スギなんかは血液検査で目盛りを振り切ってたぐらいです）で、ヨーグルトも毎朝食べてた僕が全然花粉症が改善されなかったのに、ケフィアを食べるようになって１年半ほどで見違えるように花粉症が改善したこともおススメしたくなる大きな理由です。
花粉症とケフィアまとめ
とは言えども、乳酸菌も”腸内で生きてる菌がいいのか、死んでる菌がいいのか””新しい菌は腸内には住みつかない、住み着く”など意見が分かれており、まだまだわかっていないことばかりのようです。
花粉症にしたって、大気汚染・添加物・農薬・脂肪酸（オメガ３とオメガ６の炎症系の問題）など考えられる原因は山ほどあります（僕は脂肪酸も相当関係が深いと考えています）。
それでも、自分ができる対応策の中で、３７年間生きてきた中で「ケフィア」は花粉症の改善にかなり効果があったと感じています。
花粉症がひどい方はぜひお試しくださいませ。
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