乳酸菌と糖尿病の情報

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乳酸菌は糖尿病に効果があるか?

糖尿病と乳酸菌

 

http://goo.gl/JfqQu6

 

米国のコーネル大学の研究チームは、GLP-1の分泌を促す「プロバイオティクス」の開発に成功したと発表した。ラットを使った実験で実際に血糖コントロールが改善することが確かめられた。1型糖尿病と2型糖尿病の両方が適応となる、画期的な治療法となる可能性がある。

 

http://goo.gl/Mc2U0I

 

漢方薬を上回る糖尿病改善効果

 

漢方薬の糖尿病に対する有効率が66.6%だったのに対して、乳酸菌生産物質を投与した試験群では、86.7%と高い有効率を示したことが判明(図2)。血糖値やヘモグロビン値の低下率についても顕著な差がみられた(図3)ことから、乳酸菌生産物質が漢方薬を超える効果を有することが明らかになりました。

 

http://goo.gl/fRni7h

 

腸内細菌のバランスが糖尿病に影響

 

腸内細菌の遺伝子を調べることで、2型糖尿病のリスクが高い人々を選別することができる可能性があると、スウェーデンのヨーテボリ大学の研究者が発表した。

 

http://goo.gl/fqyH34

 

乳酸菌カプセルを飲むと血糖値が下がる!という夢の様なプロバイオティクスの話題で世界中が持ち切りです。まだまだ動物実験の段階ですが、新しい糖尿病治療法への道が拓けるような奇想天外な論文が2015年1月27日の糖尿病学術誌「Diabetes」に発表されました。

 

なんと、膵島(すいとう=ランゲルハンス島)のベータ細胞ではなく、腸内分泌細胞がインスリンを産生したのです。

 

今回、糖尿病に乳酸菌は効果があるのかを調べてみました。

 

いろいろな見解や論文があったのですが、何と言っても驚きなのは最後に紹介した論文です。

 

動物段階の実験とは言え、「乳酸菌カプセルを飲むと血糖値が下がる!」という事が確認されたのに加え、「腸内分泌細胞がインスリンを産生した」というあり得ないことまで確認しています。

 

「膵臓(ランゲルハンス島)=インスリン」というこれまでの常識が、ガタガタと音を立てて崩れる新発見かも知れません。

 

今後人間に対してどうなのかという事を注意深く見守っていかなければなりませんが、大きな可能性を示した研究だと思います。

 

まとめ

 

乳酸菌は糖尿病に効果があるとする論文は多く、否定的なモノは目につきませんでした。

 

過剰な期待は禁物かも知れませんが、糖尿病の予防・改善には乳酸菌がオススメとは言えそうです。

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