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バセドウ病の改善に乳酸菌がオススメ!
甲状腺の表面には、下垂体によって産生される甲状腺刺激ホルモン(TSH)の受容体(甲状腺刺激ホルモン受容体、TSHレセプター)が存在する。
バセドウ病では、この受容体に対する自己抗体(抗TSHレセプター抗体、TRAb)が生じ、それがTSHの代わりにTSHレセプターを過剰に刺激するために、甲状腺ホルモンが必要以上に産生されている。
甲状腺ホルモンは全身の新陳代謝を高めるホルモンであるため、このホルモンの異常高値によって代謝が異常に活発になることで、心身に様々な影響を及ぼす。
この自己抗体産生が引き起こされる原因は、2007年現在不詳である。
バセドウ病は自分の免疫機能が自分の体を誤って攻撃してしまうことによって起こる自己免疫疾患の一つとされています。
そして、上記のように”なぜ”自分の体を敵(異物)とみなしてしまうかは解明されていません。
バセドウ病に乳酸菌
自己免疫疾患ならば免疫機能を整えることで改善していく可能性があります。
で、免疫機能を整えるためには乳酸菌を摂取することがオススメです。
・乳酸菌は腸内の環境を整えることができます。
・腸内には免疫機能の60〜70%が集中していると言われます。
よって、腸内環境を整えることによって免疫機能も正常化できるのではないかと期待されています。
花粉症対策にヨーグルトと言われるのは、このお話から来ています。
そして、アレルギー(花粉症)も自己免疫疾患(バセドウ病)も敵(異物)とみなす相手が違うだけで、免疫が誤反応している点は同じです。
乳酸菌ならケフィアがいいよ
乳酸菌をせっしゅするならケフィアがオススメです。
ケフィアは複数の乳酸菌が含まれているので、あなたのお腹(腸内細菌叢)に合った乳酸菌を摂取できる可能性が高いのです。
しかも、複数の生きた酵母が含まれる共生発酵なのでとても新鮮です。
残念なのは酵母が生きているために密封すると容器が破裂してしまうため、日本のスーパーでは売っていないことです。
ですから、ケフィアの粉を購入して手作りしなければなりません(牛乳パックにケフィアの粉を放り込んで24時間放置するだけです)。
手作りだから面倒といえば面倒ですが、よぶんな添加物を摂取しないですむのは良い所です。
乳酸菌に効果がなくても?
もしも、乳酸菌の摂取が直接的に腸内環境の改善に効果がないとしても、ケフィアは水分が多いので便通の改善に貢献し結果として腸内環境の改善に役立つと思います。
さらに、ケフィアは若干アルコール発酵もしているのでなめらかで美味しいです。
そして、もしケフィアが体にとってそれほどいいものではなかったとしても、特別”悪いもの”でもなさそうなのです。
僕らの身の回りには、体に悪いものばかりがあふれています。
特にお菓子類なんかは、まともなものを手に入れることは相当難しい状況です。
そう考えると、お菓子代わりにケフィアを食べることで体に悪いものを食べる機会を減らせます。
まとめ
自己免疫疾患がなぜ起こるのかはわかっていません。
でも、アレルギーと同じで戦後に急増しているということを考えると、戦後の食生活の変化と添加物や農薬や各種汚染物質(化学物質)が深く関係していると思われます。
化学物質が体内の組織と結合した結果、それを異物とみなして免疫が攻撃しているのが自己免疫疾患と言っているお医者さんもいるぐらいです。
http://www.matsumotoclinic.com/
僕は医療関係者ではありませんが、確かに言われてみればこの先生の言う事も一理あるというか、正直かなり真実に近いのではと考えています。
無添加・無農薬食品を摂取するというのは100年以上前の人間にとってはごく当たり前のことだったんですよね(何千何万年の間)。
それを急に自然界にない化学合成された変なものを食べて体内に入れたら、体がおかしくなっても不思議ではないですよね。
僕はそういった観点から、無添加・無農薬食品を摂取するために「大地を守る会」というネットスーパーを使っています。
あとは、食生活の欧米化という点からは、オメガ3やオメガ6などの脂肪酸の摂取量に注目しています。
最後に
体は当たり前ですが食べたものから作られています(4カ月ほどで全身の細胞は入れ替わると言われてます)。
そして、どんな病気も体が関係して起こります。
そうしたことからも「医食同源」というのはやっぱり正解だと思います。
食べ物に気をつけて、体を正常にしていけば病気もきっと治るはずです。
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