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ガンの治療に乳酸菌（免疫力アップ）もプラス。
「全ての遺伝子の突然変異ががんに関係しているわけではなく、特定の遺伝子（下述）の変異だけが関与している」と述べたり主張したりする研究者もいるが、他方で、「発癌には様々なプロセスが関わっている」「がんに関与する因子ならびにがんに至るプロセスは単一ではなく、複数の遺伝子変異なども含めて様々な機構の不具合が関与する」とする研究者もいるのである（多段階発癌説）。
近年「ガン」という病気について多くの事がわかってきましたが、まだまだ解明できていないこともあるようです。
すでにおわかりのことと思いますが、現在、普通に行われているがんの三大治療法は、いずれも表面的・一時的に症状を消失・緩和させる「対症療法」にすぎません。つまり、単なるその場しのぎの治療なのです。
矢澤一良（2005）「ここまで来た!免疫性・乳酸菌生産エキス―高密度乳酸菌の成果」セントラルSOG
そして、外科手術・抗ガン剤・放射線治療の３大治療法だけでは、治癒が難しい場合も多いようです。
西洋医学に免疫の視点を取り入れる
そこで、大切なのが人体が持っている防御・回復機能である「免疫力」をアップさせて、ガン細胞をやっつけることではないでしょうか。
下の図にもありますが、ガン細胞はどうしたって毎日・誰にでも数千個はできてしまうものです。
そのがん細胞をやっつけられるか、やっつけられないかは免疫力の強さが大きく関係してきます。
乳酸菌を摂取する⇒腸内環境が良くなる⇒免疫力がアップするという流れ
免疫力を上げるには腸内環境を良くすることが大切です。
なぜなら、腸には免疫機能の６０〜７０％の機能が集中しているからです。
そして、腸内環境を良くするには乳酸菌の摂取がオススメとなります（運動したり、添加物などを摂取しないことも大切です）。
まとめ
抗ガン剤による副作用を軽減する目的で、乳酸菌を用いると、疼痛の軽減、食欲や睡眠の改善、体重の維持、意欲の亢進等の効果があることが明らかになってきました。
「いちばんガンを抑制する効果がある乳酸菌はなんですか」という質問をよく受けます。
腸内フローラの改善という点では生きたビフィズス菌がいいといわれますが、死菌でもガンを抑制する効果はありますから正直なところ特定の菌をあげることはできません。
近年の研究で、乳酸菌の摂取がガン治療に貢献することが解明されてきました。
もちろん、三大療法などの西洋医学を否定するわけではありません。
ただ、「免疫力を上げるために腸内環境を良くする、腸内環境を良くするために乳酸菌を摂取する」という考えは、決して非科学的とか代替医療と呼ばれるモノではないということは言っておきたいです。
人体がもともと持っている武器（免疫）を活用するための論理的な考え方ですから、非常に科学的とさえ言えます。
そして、どんな病気でも薬は対症療法で病気を治すのは体自身ということを考えれば、免疫力アップに手を付けない方がおかしいですよね。
対症療法（西洋医学）だけでは、片手落ちということです。
使えるものは何でも使って賢くガン治療・ガン予防をしていきたいものです。
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