ケフィアと喘息のこと

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喘息の改善策のひとつに乳酸菌(ケフィア)

喘息とは

 

喘息の病態に関連する因子は、アレルギー反応や細菌・ウイルス感染など多岐に亘って存在し、関与の仕方も多様である。

 

喘息の病態は極めて複雑であり、解明されていない部分も多い。

 

ウィキペディアの「喘息」の項より引用

 

ということで、喘息の原因はよくわかっていないというのが現状のようです。

 

発作を引き起こす原因としても寒さ・食物・妊娠・煙草・運動・薬・アレルゲンなど様々なモノが複合的に絡み合って起こるとされています。

 

喘息(ぜんそく)は、呼吸をするときの空気の通り道(気道)が、アレルギーなど炎症によって敏感になり、けいれんを起こして狭くなることで起こります。

 

http://www.daiichisankyo-hc.co.jp/health/symptom/33_zensoku/index1.html

 

喘息は、ゴホゴホと咳き込むため、のどの病気と思われがちですが、肺までを含めた「気道(特に気管支)」が慢性的なアレルギー性の炎症を起こしている「気道」の病気です。

 

http://www.zensoku-navi.com/adult/quiz/comment1.xhtml

 

そして、喘息の人は気道に慢性的な炎症を持っているために、ちょっとした刺激でも過敏に反応を起こし発作へとつながってしまうようです。

 

薬で炎症を抑えて、発作の原因となるようなものを避けて生活していくというのが、今の喘息の治療法・対処法です。

 

免疫系(炎症)のバランスの改善に乳酸菌

 

喘息は日本で毎年数千人の方が亡くなってしまうほどの病気です。

 

ですから、炎症を抑える薬をすぐにやめた方が良いとはとても言えません。

 

ただ、喘息の方はいずれは炎症を抑える薬もやめたい、もしくは減らしていきたいと考えていらっしゃる方も多いのではないでしょうか。

 

そういった方に、オススメなのが乳酸菌です。

 

特にアレルギータイプ(T型アレルギーと呼ばれるもので花粉症やアトピーと同じタイプ)の喘息の方には効果が期待できます。

 

T型アレルギーは免疫系のTh2細胞というのが多くなることによってIgEという物質が多くなり、IgEが多くなることによってヒスタミンなどが多く放出され症状へとつながります。

 

また、既に述べたようにTh1細胞とTh2細胞は互いに抑制しあってバランスを保っているが、この平衡状態がTh2細胞側に傾きTh2サイトカインが過剰に産生されることにより気管支喘息やアトピー性皮膚炎をはじめとしたいわゆるTh2病と呼ばれるアレルギー性疾患に陥ることが知られている。

 

ウィキペディアの「Th2細胞」より引用

 

そして、乳酸菌の摂取はこの免疫系のバランスを改善してくれるそうなのです。

 

実際に体で起こることは、乳酸菌の摂取⇒腸内環境の改善⇒免疫機能の60%は腸に集中しているために免疫系のバランスが改善ということだそうです。

 

乳酸菌の摂取にはケフィアがオススメ

 

それで、今、世の中ではいろんな乳酸菌が腸内環境の改善に効果があると言われていますよね。

 

そして、その乳酸菌を含んだヨーグルトやサプリが販売されています。

 

でも、ここで問題があります。

 

それは、他の人の腸内環境の改善に効果のあった乳酸菌が、あなたの腸内環境の改善に効果があるとは限らないという事です。

 

なぜなら、腸内細菌叢(腸内に住み着いている細菌の種類・数など)というのは人それぞれだからです。

 

そこで、オススメなのがケフィアです。

 

ケフィアは複数の乳酸菌と複数の酵母の共生発酵で作られています。

 

複数の乳酸菌が含まれているため、あなたにとっての「当たり」の乳酸菌が含まれている可能性が高まります。

 

ただ、ケフィアは酵母が生きているため市販することができません(日本の法律では密封しないと売れないが、ケフィアは密封すると破裂してしまう)。

 

だから、自分で作らないといけないのです(僕が使っているケフィアは牛乳パックにケフィアの素を放り込むだけですが)。

 

面倒といえば面倒ですが、自分で作るから添加物や保存料などの不要なモノを体に入れなくてもすみます。

 

添加物や保存料の危険性に関してはここでは詳しく述べませんが、これらは体に入ると”体は毒とみなして排出しようとする”ものですから、体にいいことはひとつもありません。

 

で、どうしても時間がないという人には持ち運べるケフィアなどもあります。

 

過炎症の体にはオメガ3

 

そして、炎症という問題に関しては「脂肪酸(細胞膜も構成)」の問題も大きく絡んでいるようです。

 

戦後の食生活の変化によってオメガ3(炎症を抑える側)の摂取量が減少し、オメガ6(炎症を進める側)の摂取量が激増したために「炎症しやすい体になっている」のではないかという仮説です。

 

ここでは大きく扱いませんが、僕は乳酸菌の摂取に加えて、脂肪酸のバランスを整えることで重度の花粉症(T型アレルギー)を改善しましたし、アトピー(T型アレルギー)の改善法として推奨しているお医者さんもいます。

 

アトピーの本当の原因 油と余分なタンパク質(油が問題)

 

まとめ

 

戦後に激増した病気として、花粉症・アトピー・喘息・潰瘍性大腸炎・クローン病やその他の多くの炎症性疾患があります。

 

これらの発症には外部(発作を引き起こす原因)の変化もありますが、我々の内部(免疫・炎症システム)の変化も大きいと思います。

 

もちろん、喘息の原因はわかっていないのですから決定的なことは言えません。

 

ただ現代は、食事面だけ考えても腸内環境や脂肪酸だけでなく、農薬・添加物などたくさんの問題があります。

 

めんどくさいし大変ですが、いろいろと自分で試しながら自分に合った食生活を見つけて体のバランスを整えていくことが喘息の改善にもつながると考えます。

 

追伸

 

僕は体にいい食べ物を「大地を守る会」というネットスーパーで買うことが多いです。

 

商品がいいことはもちろんですが、うっとうしい制約がなくて、使い勝手がかなりいいので重宝させてもらってます。

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